海外で使うのに適した、自分に合ったクレジットカードとは

クレジットカードを渡すところ準備
スポンサーリンク

クレジットカードって何?

買い物をするための支払いの手段で、後払いをするためのカードになります。海外で「ちゃんとお金払えるよ!」という証明にもなります。(ホテルでのデポジットなど)スーパーマーケットなどでも普通に使えることが多いです。持っていない場合は海外に行く前に作っておいた方が良いでしょう。

ここでは特に海外に行くために必要な部分について言及していきます。

どこのカード会社がお得なの?

この問いは非常に難しいです・・!キャンペーンやポイントを考えると一概には言えないことが多いからです。
お得かどうかは分かりませんが海外旅行、海外出張時に必要な点も考慮して以下の点を確認してください。そのうえでご自分の優先順位を確認して選んでください。海外ではお得かどうかももちろんですが使えるかどうかが重要ですよ!

★マークは海外に行くときに特に気を付けたい点

●還元率★:
(買い物した後に貰えるポイントがいくら使ったらいくら分貰えるか)
●海外旅行保険★★★:
(ゴールドカードなどで多い、クレジットカードを作ると付帯で保険が付く。
カード会社でそれぞれサービス内容が異なるため事前に確認する必要あり)
●海外旅行ヘルプデスク★★★:
(困ったときに対応してくれるかどうか、フリーダイヤルや時間制限があるかないか)
●年会費★:
(値段が高いものはそれなりにいいサービスが付きます。)
●ラウンジサービス★★:
(空港でラウンジを使う権利がついてるもの、海外空港ものはあまり無いことが多いです)

他にもたくさんあると思います。筆者のおすすめとして一例をあげると、あまり深く考えずに「海外に行くけどどれがいいかな?」と思ったら、その時の飛行機に乗る航空会社が発行するクレジットカードでもいいかもしれません。(マイレージカードと一体型のもの)

国際ブランド

クレジットカードを作る時にも出てくる”国際ブランド”以下が代表的なものです。

Visa(びざ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シェア1位ほぼどこでも使える
MasterCard(ますたーかーど)・・・・・・・・・・・シェア2位同じくほぼどこでも
American Express(あめりかんえくすぷれす)・・・・主にアメリカで使われる
JCB(じぇーしーびー)・・・・・・・・・・・・・・・主に日本で使われる
Diners Club(だいなーずくらぶ)・・・・・・・・・・主にアメリカ
DISCOVER(でぃすかばー)・・・・・・・・・・・・主にアメリカ
銀聯(ぎんれん)・・・・・・・・・・・・・・・・・主に中国
(Visaはアメリカ、MasterCardはヨーロッパが強いと言われるがそこまで違いはない)

日本にあるカード会社でクレジットカードを作ろうと思ったら、どれかを選ぶことになります。国際ブランドは複数選ぶことはできないので2つ必要ならクレジットカード自体を2枚作ることになります。通常はVisa、MasterCard、JCBあたりの国際ブランドを選べることが多いでしょうか。海外に行く場合はこの国際ブランドの選択が重要になってきます。行く国によっては使えないのです・・!

そもそもインフラの不安定な国ではクレジットカードが使えると書いてあるホテルでもクレジットカードとの通信ができず現金しか使えないこともあります。(日本国内でもタクシーなどで電波が悪くて使えないことありますよね)

筆者の独断と偏見でどこのカードを作った方がいいのかと言いますと、「VisaとMasterCardを一枚ずつ作る」です。カードが読み込めないことがごくまれにあり1枚ですと万が一の時に困ります。JCBは日本人が良くいく場所などでは使えることもありますが国外ではあまり使えません。アメリカのハワイ、韓国くらいかなーという印象。(増えていくかもしれませんが)。もちろん他の国際ブランドでも使えることがあるので事前に分かっていれば、それを選んでもいいと思います。ちなみにハワイであれば色々優遇もあるようなのでJCBの方が便利かもしれませんね。

エンボスレスカード
Suicaなどの交通系カードでクレジットカードも搭載されているものがあります。この場合クレジットカードの前面の数字部分がつるつるになってます。(凹凸がない)これをエンボスレスカードと言います。逆に凹凸があるものはエンボスカードです。海外の一部の国ではこのエンボスを”インタープリター”という機械で転写するため、凹凸が必要になっています。エンボスレスカードだとこれが使えないのでお断りされるかもしれません。※筆者でも一回しかインタープリターを使うところを見たことがありません。念のためレベルです。

Pinコード、サイン

クレジットカードをよく使う方はご存じだと思います。使う際には一部のサインレス決済を除いて以下のどちらかの手続きが必要です。

●サインをする
●PINコード(暗証番号)を入力する

先進国はだいたいpinコード入力を求められます。サインしかしないからpinコード忘れた!って人は事前に確認しておきましょう。日本ではだいたい機械に緑色のボタンがついていて入力後にそれを押して決定しますが、海外では色が違うこともあるので決定ボタンの表示(EnterもしくはYes)を確認してから押しましょう。日本のクレジットカードのpinコード(暗証番号)はだいたい4桁ですが5,6桁のものもあるようです。サインの場合はパスポートのサインと合わせたりする必要はありませんが、クレジットカードの裏側のサインと同じものを書く必要があります。(日本でも同じですね)もちろん最初にサインを決めるときは、英語でも日本語(漢字)でも大丈夫です。

ATM現金引き出し

国内で言うところのキャッシングを行うと現地通貨を引き出すことができます。レートなどもそこまで悪いわけではないので使うのもありです。クレジットカードの裏に「PLUS」や「Cirrus」と書いてあって、ATMにも同じマークがあれば使えます。注意点は手数料がかかってしまうこと(ローン扱いです)とカードが飲まれてしまう可能性があることです。手数料はやむなしですが、カードが飲まれてしまう可能性があるのは要注意です。時間がある時に銀行隣接のATMなどを問い合わせしやすい場所のものを使う方が良いでしょう。筆者は欧州の街中のATMやホテルのATMで引き出したことがありますがその時は大丈夫でした。

にゃんとはかせ
にゃんとはかせ

セキュリティ対策のようですが、クレジットカードが出てきてからしばらく放置すると機械の中に飲まれるみたいです。問い合わせて取り出すのは大変なので、クレジットカードが機械から出てきたら速やかに確保しましょう。

デビットカードでもいいの?

J-Debitは海外では一般的に使えないみたいです。VISA/JCBのロゴが表示されているカードはクレジットカードを同等の使い方ができ、海外でも問題なく使えるようです。念のため契約した時の内容を確認しておいた方が良いかもしれませんね。上限金額などもあるのでコールセンターに聞いてみてもいいかもしれません。

限度額

限度額はクレジットカードを作ったばかりだと20万、40万などになっています。(ゴールドなどは最初から高額です)海外に行くときにホテルへの長期滞在などの宿泊料をクレジットカードで払うと、それだけで限度額以上になることもあります。この場合は日本を出発するまでに(できればもっと早めに)カード会社へ電話し、限度額を一時的にあげてもらいましょう。必ずできるかどうかはわかりませんのでお問い合わせで確認してください。

クレジットカードを作る時に重要!

一つ注意点として、クレジットカードを作る時に氏名をアルファベットで入力すると思います。パスポートにも氏名がアルファベットで入力されています。日本人なのでアルファベットはあまり気にしないかもしれませんが、外国の人から見るとアルファベットだけで名前を判断します。日本で一位二位を争う多さの苗字である「佐藤」さんは、「sato」さんでしょうか「satou」さんでしょうか「satoh」さんかもしれません。この時パスポートとクレジットカードの名前は同じになるように注意してください。デポジットでクレジットカードを出すときに別人のカードだ!と怒られてしまわないように。

そしてもし親子、家族で同時に申請するなら苗字の表記を合わせた方が分かりやすいでしょう。同じ理由で外国人に家族かどうか判断がつかなくなってしまいますので。ただ、家族の苗字は合わなくてもそこまで問題になることは少なそうです。