【画像で詳しく解説】ESTAの申し込みをしてみた、2【2019年版】

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アメリカに行くのに必要なESTAの申請を実際にやってみるよ、その2

さて前回の記事に続いて申請者の情報を入力するところから進めていきます。

前回の記事はこちらをご覧ください。

【画像で詳しく解説】ESTAの申し込みをしてみた、1【2019年版】
ESTAページにアクセスできない??2019/11/26現在、ESTA申請ページへのアクセスができない事象が発生しています。回避方法を記載しました。ESTAの申請について「実際の画面で」詳しく解説していきます。その1ではESTAがなんなのか、公式サイトの見分け方、免責事項など申請の最初の部分について詳しく解説しています。公式サイトの見分け方は要注意です。

実際にESTAを申請してみるよ、その2

(申請者の情報)を入力していきます。

申請者/パスポート情報1

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申請者情報を入力します。パスポートと同じ内容を入力しましょう。上の例で言うと太郎さんはローマ字で(TARO)や(TAROU)などがあります。必ずパスポートと同じにしましょう。例えばちょうど結婚した後で名前が変わっていてもパスポートにある姓名にしましょう。パスポートに(カッコ書き)でミドルネームがある場合はカッコとその中身の部分は書く必要はありません。

にゃんとはかせ
にゃんとはかせ

結婚して苗字が変わり外国に新しい苗字で行きたい場合には、パスポートを取り直さなければなりません。クレジットカードも同じ苗字にするべきです。取り直しの後にESTA申請をすることになります。時間に余裕を持っておきましょう。

にゃんでくん
にゃんでくん

(記載事項変更旅券)って言うのもあるみたい。名前とか本籍、性別が変わったときに申請できるんだって。でもパスポートの期限が元のままだから新しいのを取り直してもいいかもしれないね。(記載事項変更旅券)は普通に取り直すより値段が少し安いみたいだよ。

性別もパスポートと同じです。あまりないと思いますが例えば性転換手術で性別が変わっていてもパスポートに合わせます。性別の四角の右側にある下矢印は選ぶと選択できますので選択しましょう。

申請者/パスポート情報2

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別称のある人は(はい)を選んでその名前を書きます。別称ですが、例えば結婚して姓名が変わったなどの場合は関係ありません(別称ではないという事)。また二重国籍でアメリカの国籍を持っていた場合(カッコ書き)でミドルネームが付いている場合があります。この場合も別称ではありませんので書く必要はありません。

(生年月日)はパスポートと同じですので間違えないようにしましょう。日月年の順序になっています。(出生国)と(出生した市区町村名)は生まれた国と生まれた都道府県名を書いておきましょう。外国で生まれていてもその他、国籍などがあっていれば問題ありません。

(パスポート番号)は間違えやすいので一文字ずつ見ながら入力しましょう。(発効日)と(有効期限)はパスポートに書いてある通りに入力します。月を間違えがちなのでよく確認しましょう。3文字の英語なので勘違いしやすいです。

 1月 JAN 2月 FEB 3月 MAR 4月 APR
 5月 MAY 6月 JUN 7月 JUL 8月 AUG
 9月 SEP10月 OCT11月 NOV12月 DEC

(市民権)(発行した国)ですが、(市民権)は国籍、(発行した国)は発行国を書きます。どちらも下矢印で選択できます。

(どこかほかの国から…)は、パスポートのようなものを外国で発行されたかどうかです。パスポートを無くして外国で日本のパスポートを発行してもらったなら、それは日本で発行されている(日本が発行した)ので(いいえ)になります。生まれや育ちが外国でなければ通常(いいえ)になるはずです。

別の市民権・国籍/GEメンバーシップ

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別の市民権、国籍についての項目です。(今現在、あなたは…)と(これまでにどこか他の国…)どちらも国籍が日本以外のものを持っている場合は(はい)にします。それ以外は(いいえ)です。

GEメンバーシップはいくつかの手続きを事前にしておくと入国審査がいくつか省略されるプログラムです。残念ながら日本は対象外の国です。移民ビザ(アメリカの移民ビザ)を持っていない場合で国籍が日本なら(いいえ)しかありません。国籍によっては登録することもできますが、事前のメンバー登録が必要なので登録していなければ(いいえ)になります。

両親、あなたの連絡先情報

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両親は、亡くなっている場合でも書きます。離婚されている場合は現在の名前を書きます。アルファベットでの入力を間違えないようにしてください。名前が不明なら(UNKNOWN)で問題ありません。但し空欄にはできないので姓名両方とも(UNKNOWN)と入力しましょう。

連絡先は日本で住所を書くときと逆に入力します。国は選択できます。区を(-ku)、市(-shi)、町(-cho)(-machi)、群(-gun)などをつけますがハイフンがなくてもあまり問題にはなりません。連絡先も書かなくてはならないので自宅の電話番号を入力しましょう。電話がかかってくることはまずありません。

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電子メールアドレスは、ESTAの申請が終わったときに番号が送られてくるので確認しやすい普段使っているメールアドレスを入力します。メールフィルタで届かないことがないようにご注意ください。2019年現在はドメイン名「@cbp.dhs.gov」からメールが届きます。ソーシャルメディアはオプションとなっていますので登録しなくても問題ありません。

勤務先情報

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今や過去に仕事をしたことがあれば(はい)にして内容を書きます。今回の旅が仕事ではなく観光だったとしても働いたことがあれば書きます。ESTA記入についてのホームページで、「学生の場合はSTUDENT」と書くと記載あることがありますが、働いてないのでその場合は最初の選択肢が(いいえ)になるのでその後は書きません。勤務経験がESTAの審査に影響を与えることは通常ありません。(入国時に聞かれるかもしれませんが)

にゃんとはかせ
にゃんとはかせ

もし職歴がない場合、入国審査官には質問されるでしょう。不法滞在、不法就労などを恐れてのことです。アメリカで働く場合はビザを取らなければなりません。自営業なら必ずきちんと書きましょう。

自営業の場合は「SELF-EMPLOYED」と書きましょう。この場合住所は、自宅もしくは登録があれば登録先の住所を入力しましょう。分からない項目があれば(UNKNOWN)で問題ありません。

渡航情報については次のページで…

次の項目は次のページでご説明します。

【画像で詳しく解説】ESTAの申し込みをしてみた、3【2019年版】
ESTAの申請について「実際の画面で」詳しく解説していきます。その3では「渡航情報」「適格性についての質問」を書いていきます。特に「適格性についての質問」は最重要事項、間違えるとESTAが却下されてビザを取らないとアメリカに行けなくなってしまいます。