海外に行く前に現地通貨について知っておこう。

海外のお金(1ドル札)準備
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現地通貨ってなに?どこで両替するの?

通貨とは国(もしくは地域)が発行しているお金のことです。日本では”円”になります。アメリカではドル(米ドル)、ヨーロッパはユーロなどなど、このあたり有名なところはご存知でしょうか?日本では米ドルやユーロは普通のお店で支払いの時、出しても断られますよね?日本の”円”も通常外国では断られます。海外に行くときはそれぞれの国、地域で使われている「通貨」を準備する必要があるわけです。

クレジットカードがあればいい?

筆者もクレジットカードの方が重要性は高い様に思います。治安や普及率からも日本よりも利便性が高いことが多いです。ですがどこでも必ず使えるとは限りません。クレジットカードが読み込みできない!なんてトラブルのことも考えると、必要最低限は現地通貨を準備しておいた方が良いでしょう

レート(為替相場)ってなに?

詳しい説明は省きます。とりあえず必要な知識を。他の国同士の通貨を交換するときの相場です。たとえば2018/9/1では 1ドルは111円くらい、1ユーロは129円くらい です。売ったり買ったりすると手数料のようなものが引かれるのでこの金額どおりではありません。なので相場は変わらないのに何度も両替してると、どんどん減っていきます。必要最小限を心がけてください。また相場は常に動いています。各国情勢で上がったり下がったり。為替相場を見てお得と思われるときに替えるのも手ですが、この後上がるのか下がるのかなんてわからないので、ある程度折り合いをつけるしかないですね。両替した時はレートが分かるように貰ったレシートを保管しておきましょう。お店によってはレシートがないと元のお金に戻せなかったりもしますよ。

現地通貨の入手手段(日本で主要通貨と替える)

さて入手する方法についてです。日本で手に入れる方法は基本的には日本の大手銀行の支店や両替専門店、金券ショップ、宅配サービスなどで両替することになります。支店や店舗によっては取扱いがない時もあるので確認ください。

日本での両替は、外貨側は紙幣だけになります。外貨の硬貨(コイン)は通常扱われていません。
さて、銀行の支店で両替をするときですが、普段気にしてなければどこで替えるのか分かり難いでしょうか?「外貨両替」というキーワードが書いてあればそこです。但し注意点があります。
・そもそもその銀行の支店の規模によっては外貨両替サービスがない
・外貨両替といっても外貨パックを購入するサービスの方が多い
どこの銀行の支店でも外貨両替をやっているわけではないのです。そういえばATMしかない店舗もありますね。もしも近所で両替したいならまずその銀行支店で取り扱っているか?を確認しておきましょう。

両替方法

銀行支店の場合は、外貨パックを販売する方法と普通の両替があります。「外貨パック」とは外貨をパッケージしてそれを販売する両替スタイルです。最初から決まった金額が袋に入っているのでそれを日本円で購入します。少しだけ両替したい、沢山両替したい、この紙幣が欲しい、などの時は選べないので困ります。ですが紙幣の種類もある程度入っているので急いでいるときはこれを購入するのもありです。ただ、ドルとユーロだけの扱いが多いです。

外貨両替専門店、最近増えてきました。主要駅や外国人が多い場所などに店舗があります。大手銀行でも国際空港などにある両替専門の店舗であれば同じように両替できます。ここで両替するときは基本的に自分の好きな紙幣を選んで日本円で買うことができます。日本の両替専門店で両替するときはだいたいその場所に置いてある用紙に、次のことを書き込んでカウンターに出します。

・自分の氏名
・連絡先(携帯番号)
・どの通貨か
・いくらか
高額な両替の場合はその他に住所なども記入する必要があります。慣れていなければまずは窓口で相談してみてもいいかもしれません。外貨両替専門店でもっとも助かるのは紙幣を選べる点です。
1ドル札が100枚欲しい、 50ドル札が10枚
など好きに選べます。但し店舗によっては在庫が少ないこともありますのでその場合は相談してください。筆者は秋葉原にある両替ショップで20ユーロの紙幣が少なくて10ユーロ紙幣を代わりに入手したことがあります。(カウンターの人に聞いたら直前にたくさん替えた人がいたそうな)(国際空港以外の店舗は紙幣の在庫はあまり多くないようです。普通に売り切れかもしれませんが)

金券ショップでの外貨は大きな町以外ではあまり扱っていない印象です。また在庫も少なめなことが多いでしょうか、その分レートは良いようですが。また他に比べて新札はあまりなさそうですね。

外貨両替で宅配サービスが増えているようです。レートもほどよく、事前に両替したうえで並んで時間をかけたりしなくていい点が個人的にポイント高いですね。あと通貨の種類も豊富なのでおすすめです。

かさばるから一番大きな紙幣だけ持っていけばいい?

米ドルで言いますと紙幣は1ドル札、5ドル札、10ドル札、20ドル札、50ドル札、100ドル札 があります。100ドル札は日本で言うところの1万円札のようなものです。大きな額の紙幣だけ持っていけばいいような気もしますがここに落とし穴があります。小さなお店などでは断られることがあるのです。日本でタクシーに乗って1万円を出して断られ(?)るのにも似ています。ドルで言いますと50ドル札と100ドル札はその傾向がありますのでできれば避けてください。もちろん全く使えないわけではないですが小売店などでは使えないと思っておいた方が良いでしょう。他の国の通貨でも同じような感じですので金額を計算してご注意ください。

にゃんとはかせ
にゃんとはかせ

100ドル札などの高額紙幣を使いたいときは、泊まっているホテルが大きければレセプションなどで崩してもらったりしてもいいかもしれませんね。レセプションで両替しているなら可能かもしれません。大きな金額の両替(円からドルなど)をするときは

細かいお金にしてもらうことを忘れずに

にゃんでくん
にゃんでくん

細かくするって英語でなんでいうんだろって思ったらbreak(ブレイク)で通じるんだって。受け取るときに言えば細かくしてくれるかもしれないね。

日本で扱っていない現地通貨はどうやって入手するの?

世界には非常に多くの通貨があります。日本では主要なもの以外はほとんど取り扱いがありません。また国から持ち出しが禁止されている通貨も存在します。(流通制限しているみたいです)さて、この通貨はどのように入手したらいいでしょうか

・その国に着いてから両替
・海外の空港で両替
行く国によって変わってきます。主に日本で取り扱いのある通貨は、日本とのやり取りが多い国です。必然的に取り扱っていない通貨はその国の人が来たり、その国に行ったりする人が少ないわけです。行き来が少ない国に行く飛行機ももちろんありません。そのような国に行くには他国を経由して移動します。日本からですと中南米は主にアメリカを、アフリカはヨーロッパやアラブなどを経由することが多いでしょうか。経由地の国は日本ともその国とも行き来があることになります。その国では日本円もその国の通貨も取り扱いが多いことになります。
外国と取引の少ない国の通貨は扱ってない事もあります。その場合は現地につくまでは両替できません。現地で日本円はまず両替できないのでドルまたはユーロを用意していきましょう。
筆者はアフリカのセイファーフランというお金を少し持ったまま出国してしまって(時間がなかったんです)途中のフランスでユーロに替えられるかな?と思って空港の両替所で聞いてみたんですが首を横に振られました。

注意点

  • 空港で両替するにもお店が開いてないといけません。

日本からアメリカ、ヨーロッパなどに向かう便は深夜早朝につくことも少なくありません。両替店も閉まっていることがあります。もしくは開店していても激混み!なんてことも。事前に準備できるときはしておいたほうがいいです。

筆者は、ヨーロッパのとある国でタクシーに乗ってホテルまで向かう予定でした。タクシーの代金は現金で払おうと思っていたので、空港に着いたら現金を両替するつもりでした。が、現地の夜に飛行機が到着して両替店が長蛇の列・・(その時間帯は両替店が一つしか空いてませんでした)。ATMが比較的空いていたのでキャッシングで現金を下ろしました。(夜は両替店も多数閉まっているので混みあうようでした)

  • 通貨の国外持ち出し禁止の国がある

そもそも外貨を持っていくのに大金になる場合は事前の申請が必要になることがあります。金額は国によってさまざま。国外持ち出し禁止の場合は出国のとき、その国の通貨を持っていると没収されることがあります。最後に残ったお金は空港で出国手続きをする前に食べ物やお土産に替えましょう。クレジットカードが優れている点はこの辺りもありますね。現地での両替やATMからのキャッシングをしたときは必ず両替計算書やレシートは保管しておきましょう。何かあったときに証明できます。