海外から日本へ帰国する流れ
おつかれさまでした。長旅でしたか?時差などもあると思いますが家に着くまで気を抜かないで行きましょう。
機内で
日本行の機内でも注意点などは行きとほとんど同じです。そのほか特にやることと言ったら「携帯品・別送品申告書」を書くくらいでしょうか。
携帯品・別送品申告書
到着
空港に着いたら基本的に順路に沿って出口に向かいます。次のような施設を通ります。
トイレを我慢してた人は途中にトイレがあれば行ってしまいましょう、まだ時間かかりますよ。長距離便で人が多い飛行機に乗っていたり、人の多い時間だとこの後も込み合うので、そのつもりでがんばりましょう。我慢できるようなら預け荷物を受け取るところで待つことになるのでその時でもいいかもしれませんね。
検疫
国外からの飛行機なので詳しくチェックしています。窓口などがありますが問題なければ話すこともなくそのまま通過できます。
入国審査(Immigration)
入国審査です。並ぶところで日本人と外国人が分かれている場合は日本人の列に並びます。外国でもそうですが自国人であればチェック内容がかわるので、早く終わる人をまとめた列を作るためです。並んでいる人が少ない場合はどこに並んでもいい時もあります。日本人であればここではパスポートを出すだけです。どこへなんで行っていたかなど簡単に聞かれたりします。パスポートのスタンプが多いとちょっと待ちます。スタンプを押してもらって次へ。
預け荷物の受け取り(baggage claim)
日本語ではターンテーブル?でしょうか。長距離便の時やたまたま込み合う時間の時にはなかなか出てきません。焦らず待ちましょう。だいたいバッグが出てくるところに人が大勢押しかけます。航空会社によっては優先タグのようなものをつけている場合があり絶対ではないですが優先タグの人からバッグを出してきます。時間がかかることも多いのでずっと立ち続ける自信がなかったら鞄が見える場所のベンチに腰かけて待った方が良いかもしれません。バッグの取り違えに気を付けて自分のバッグが出てきたら回収しましょう。手荷物と預け荷物がすべて揃うので人によってはここで帰りの身支度をする人もいます。ただ税関検査でもう一度開けることもあるのでそのつもりで。
動植物の検疫
病害虫などのの持ち込みを防ぐためにチェックしているとのこと。植物系(植物の種、植木、果物などなど)や動物系(ハム、ビーフジャーキー)等は持ち込めないものが多いのでその場合はそもそも日本に持って帰らないようにしましょう。
検疫についてはお土産に関する記事に少し書いてありますので参照ください。
税関検査
さて、最後に税関検査を通ります。預け荷物を受け取った後に出口の方に行くと大きめのカウンターがいくつも並んでいます。持っている荷物と別送で送った荷物の中で免税範囲を超える申告品がある場合にはそれ用のカウンターに並びます。嗜好品など細かく決められていますので多めに買った時などは特に注意。もし免税範囲内であればその列に並びます。
パスポートと「携帯品・別送品申告書」を出します。簡単な質問をされますが、人の混み具合にもよりますが場合によってはスーツケースや手荷物を開けるように言われますのでその場合は従いましょう。もしもここで免税範囲を超えるものを持っていた場合は罰金となるようです。素直に申告しておきましょう。
ここを通過してドアを通ると出迎えの人も来られる場所に出ます。お疲れ様でした。
帰国後
さて、帰国したらあとは帰るだけです。到着は朝ですか?夜ですか?飛行機を乗り継いで帰るかもしれませんね。もう少し頑張りましょう。
デイユース
旅程によっては朝着いてその日のうちに家に帰ることもあるでしょう。飛行機が騒がしくて眠れなかった、時差のせいで眠くなってきた、予定外の旅程のせいで休めてない。そんな人はデイユースのホテルを利用するのもいいでしょう。日帰り扱いで日中帯に利用できるホテルがあります。国際空港近辺にもありますのでお問い合わせの上で利用してみてください。
余った外貨硬貨を電子マネーに
通常、外国通貨の両替は日本国内では紙幣(お札)に限られていました。外国硬貨は、お土産にはなりますがもう一度外国に行くまでは使い道がなかったのです。
ここ数年だと思いますが、外国硬貨を電子マネーに替えるサービスが出てきたようです。いくつかサービスがあるようなので宜しければ探してみてください。2018年9月現在でも「ポケットチェンジ」「Travelers BOX」などのサービスが確認できました。
但し、手数料などの関係で外国で使い切ってしまう方がお得なことが多いです。できるだけ日本に帰ってくる前に使い切ってしまいましょう。
ポケットチェンジについては実際に筆者が使ってレポートしてみたのでこの記事も読んでみてください。