ヒースロー空港(イギリス、ロンドン)
イギリス、ロンドンにある空港(ヒースロー空港、Heathrow Airport)についてです。ヨーロッパの中でも特に大きな規模の空港になります。IATA空港コードは(LHR)です。ターミナルも沢山(2019年現在2~5まで)あり、その規模は圧巻です。一昔前は日本から経由するのにも使われることが多かったですが、現在は色々な路線が増えたこともあり、(日本からの)乗り換えで使用されることはそこまで多くないかもしれません。ただ地域を問わず路線があるためヨーロッパで乗継便を使う場合は、ヒースロー空港は非常に便利な空港となっています。
ヒースロー空港の基礎知識
イギリス首都のロンドンにあり、ロンドン市内へも近くアクセスしやすい立地となっています。
ターミナルとしては1が閉鎖されて、2~5まであります。航空連合ごとにある程度ターミナルがわかています。ターミナル2がスターアライアンス(ANAなど)。ターミナル3はワンワールド(JALなど)やスカイチーム。ターミナル4もスカイチームとワンワールド。ターミナル5はワンワールド。日本の航空会社で日本からの便が多いのはブリティッシュエアウェイズでしょうか、通常ターミナル5になります。変更されることもあるので事前に確認ください。ちなみにターミナル1は2015年に閉鎖されましたが、混乱を避けるために今のところ欠番のままとなるようです。
色々な地域に行けるのですが、イギリスの旧植民地の国に行くときなどは日本からでも経由していくことがあるかもしれませんね。
またイギリスが目的地の場合には、入国審査に時間がかかるつもりでいましょう。他のヨーロッパ各国に比べても時間がかかるイメージがあります。ヨーロッパ各国ではユーロが通貨として使われていることが多いですが、イギリスはポンドが使われています。ヨーロッパ各国を旅行するときなどはずっとユーロを使っていて両替をしないことが多かったりするので、イギリスに行くときには忘れないように注意しましょう。
交通手段(乗り換え)
ターミナル間を乗り換えのために移動する場合には標識に従ってトランジットなどの案内に従えば、シャトルバスか歩きで移動して目的のターミナルに着くはずです。もしもeチケットの関係で乗り継ぎをするけれど一度入国する場合には一般的にはヒースローエクスプレスを使うことになりそうです。ターミナルがどこになるのかを事前に調べておきましょう。
もし市内に出る場合には鉄道やタクシー、バスもあります。荷物にもよりますが間隔も比較的短いので鉄道もお勧めです。
ヨーロッパではシェンゲン協定という「協定加盟国間で入国審査などを省略することのできる協定」がありますが、イギリスはそのシェンゲン協定には加盟していません。そのため乗り換えでは入国審査などを受ける必要はありません。例えば日本からイギリスを経由(乗り換えのみ)してフランスに行く場合、フランスで入国審査を行うことになります。シェンゲン協定国からの入国では入国審査が必要になります。
またイギリス内の国内線への乗り換えをする場合にはヒースローでの入国審査となります。お時間にご注意ください。
お土産屋さん
ヒースロー空港内でのお土産を探すなら雑貨屋としては「World Duty Free」でしょうか。「Harrods」も百貨店系なので色々ありそう。幅広く商品を扱っているので遠目で確認してよさそうなものがあったら買ってみてもいいかもしれませんね。イギリスなのでイメージとしては紅茶などを思い浮かべる方が多いと思います。やはり紅茶にまつわる商品が多いですね、それ以外他にもいろいろありますよ。
各種リンク
ヒースロー空港
ヒースロー空港のサイトです。案内図なども整備されて分かりやすくなっています。home画面で「Airport Guide」>「Getting around Heathrow」>「Airport maps」(ショートカットでそのままmapsにも飛べる)を選んでいくと空港内のフロアマップが出てきます。マウスのスクロールバー(真ん中にあるコロコロ回せるボタン?)で拡大もできるので便利です。
ほかにもwifiを使いたい場合もこちらに解説されてます。home画面で「Most popular」>「Free wifi」です。
フロア図についてはpdfファイルもあるので保存しておけばネットにつながってなくても見れて便利かもしれませんね。
ブリティッシュエアウェイズ
イギリスの航空会社。いわゆるフラッグキャリアで、大手の航空会社となります。日本語でカタカナ表記しない場合には「英国航空」などと呼ばれることもあるようです。航空連合は「ワンワールド」になります。
乗り換え
ANAのヒースロー空港案内
JALのヒースロー空港案内