外国語が話せなくてもなんとかなるんだなぁ
筆者が今までに見たしゃべれないのになんとかなるもんだ!と思った場面を紹介します。
ドイツの空港での一コマ
フランクフルトかミュンヘンどっちか忘れました。トランスファーだったのですが早朝に着いたので、空港内を散策していました。早朝だとお土産屋さんはあまり開いていません。ちらほらカフェなどの軽食屋が空いている程度。かなり長く待つ予定だったので少し歩いた後、適当なカフェに腰かけました。コーヒーとサンドイッチを注文して椅子に座ります。
画像は拾いものですが、だいたい同じような雰囲気のオープンカフェでした。早い時間とはいえ、飛行機の離発着はあるのでまばらに人が歩いています。筆者もサンドイッチを食べた後はゆったりくつろいていました。
お待たせしました。ご注文は?(英語で)
・・・・・・
ご注文は?(英語で)
・・・・・・
お店の人の独り言かと思いました。声のする方を見ると中東系の大柄な人(ここでは仮にAさんにします)が手のひらにお金を乗せて指さしています。お店の人は一生懸命注文を聞こうとしていますがAさんは何もしゃべりません。しゃべれないのかな?と思いましたが何か小声でしゃべりました。でも店員に聞こえる声ではしゃべりません。
筆者も周りにいた他のお客さんも気になってそちらの方を見ていました。店員さんは身振り手振りで色々聞き出そうとしますがAさんは首を振るくらいであまり指さすこともしません。でも流石は国際空港のカフェの店員さん、コーヒーカップなどを取り出して相手の首が縦に振るのを待ちます。最後はコーヒーとサンドイッチをAさんに渡して会計をしていました。
無口すぎやろ!!と筆者は心の中でつっこみました。日本人は英語が苦手ですがカタカナ英語などがあるのでごく簡単な英語なら(発音はともかくとして)しゃべることができます。英語苦手でもYesNOがしゃべれない人はなかなかいないですよね。Aさんに比べたらみんな英語しゃべれる方だと思うのです。
筆者の見たカフェの店員さんのプロ魂はすばらしかったですが、あまりしゃべれなくても臆せずやりとりしていたAさんを見習って、コミュニケーションをとってみてくださいね。
アフリカのとある国のファーストフードでの一コマ
どこの国か忘れました。観光の人はほとんど訪れないような国でした。昼食を食べるためにファーストフードに入りました。
注文してしばらくすると品物が出てきましたので受け取って席に座ります。なんだか肉がうまい。良い肉使ってるのかなーと思っているとお店にいた他のお客さんが話しかけてきました。
やあ、どこから来たんだい?(英語
日本だよ。(英語のようなもの
おー、僕はアメリカからさ(英語
筆者は通常、外国で外国人と必要がないのに話すことはほとんどありません。この時はアジア人がめずらしかったのでしょう。話しかけられて少しめんどくさいとは思いましたが思いのほかいろいろ話しました。英語ぜんぜん話せないと思っていましたが、相手も簡単な英語で話しかけてきているようだったのでなんとか会話になりました。おそらく文法なんかはめちゃくちゃで伝わっていない内容もあったと思いますが、これはこれでありかな、と思いました。旅の恥は掻き捨て。少しくらい伝わらなくてもしゃべることが大事だと思った一コマでした。